精神障害者の家事と育児

精神障害の症状により、家事ができなくなり実家に居候(療養)しています。
小学校の学区の関係で、居候するのは子供が未就学の時期までと決めていますが、病的に
・買い物ができない
・調理ができない
・子供を風呂に入れられない
・気力と体力の枯渇
このような状況で、実家から離れて生活することが想像できません。
全ての家事を母が担ってくれています。いつか母も歳をとり、現状を変えていかなければいけないと思っているのですが、難治でこの先の生活に希望が持てません。
よろしくお願いいたします。

池田 佳世

お子さんにとって、お母さんがいるというのは何にも代えがたいことです。何もできなくてもお子さんを見られるし、声もかけられますよね。イギリスのお母さんは「大好きよ、今日は良く出来たね」と、比較することをしないで自分の子どもを褒めるそうです。お子さんにとってお母さんがいることだけでうれしいです。ご自分のできないことを嘆くよりできる事をやってください。お子さんをハグして「大好きよ」と言ってあげてください。

子どもは「うれしい」とは言わなくても、お母さんの心は伝わります。褒められて育った子は、自分の存在に自信をもって生きていけます。10才ぐらいまでが大切です。ちゃんとお母さんに反抗できるように大きな目で見てあげてください。

今はお母さんが家事をやってくれているようですね。そのあとは、障害者支援をお願いすればいいと思います。あなたがしっかりしていれば、なんとかなるはずです。仕事ができなければ、国民年金を収めていれば、障害年金ももらえます。がんばってくださいね。