普通に生きていける自信がありません

現在二十歳の者です。
小学3年頃から不登校になり、以降勉強もそこで止まり、人との交流もなくなり、引き篭っていました。
話すことが少なくなり、声を発することに苦手意識が生まれ今は家族とすら会話をしません。ネット上での会話も無理で、本当に孤独な状態のまますごしてます。
17歳頃無理をしてアルバイトを始めましたが精神がおかしくなりすぐ辞め、転々とアルバイトを変えては、食べられずBMI13までガリガリになったり、非嘔吐過食で激太りしたり、壁に頭を打ち付けて泣いたりしてしまい、続けられません。本当に心が折れそうです、生きていける自信がありません。誰かと話したいし、普通に働きたいのに、それが出来ません。

松本 衣美

kokoさん、初めまして。松本と申します。
今回はご相談くださりありがとうございます。kokoさんの文章を拝見して、辛い思いの中、一生懸命文章を綴って下さったのでは、と思いました。

小学校3年生からの不登校となり、自宅から出ることが難しくなったこと、体調を崩しながらもアリバイトをされていたこと、本当に大変だったと思います。

会話をすることが難しいと書かれていらっしゃいましたが、今回送って下った文章の豊かな表現を拝見し、伝えられない中でも、kokoさんの中にはたくさんの言葉が出ることを待っているのではと思いました。また最後に、誰かと話したい、普通に働きたい、と書かれていたことに、大きな希望を感じるような思いにもなりました。

もしkokoさんが私のところにいらっしゃったとしたら、と想像してみました。(まずは外来の予約を電話で取らないといけないところのハードルがあるのですが…)まずはお話しなくてもよいのかもしれません。同じ空間にいる、というところから始めたい気持ちです。

少しずつ私の存在に慣れて、話したいと思ったときに少しずつ話してもらえればと思います。会話をすること、は簡単に見えて本当に難しいです。これまでの診察でも、人と話をすることが難しい、雑談をすることが難しい、という方がたくさんいらっしゃいました。もしかしたら、「会話のリハビリ」が必要かもしれません。そのトレーニングをぜひ一緒にできればと思います。少しずつkokoさんの気持ちを聞きながら、どのようにしたら文章に書いてくださったように「誰かと話し」「普通に働くことができるのか」考えたいです。

ここまでずっとお一人で悩みながら頑張っていらっしゃったのではと思います。例え私でなかったとしても、kokoさんにそんな伴走してくれる方ができて下されば、状況は変わってくると思っています。対面にはなってしまいますが、私のいるクリニック

祐天寺松本クリニック
https://yutenji-m.com/

(診察ご希望の場合は、「えみ医師の診察希望」とお伝えください。)

こちらでもお待ちしておりますし、OSDよりそいネットワークのカウンセラーさんへのご相談もぜひと思います。また何かありましたら、いつでもご相談下さい。お待ちしております。