希死念慮

外出すると吐き気を催すことがあり、酷い時には左胸の痛み、頭痛、視野が狭まるなどの症状が現れ不安と恐怖に襲われ苦しいです。
以前救急車で運ばれた際はパニック発作と診断されパニック障害の可能性があると考えています。
最近、死にたい気持ちが常に存在しそれを和らげるために自分で太ももを殴ってしまうこともあります。

このままの状態ではいけないと感じ精神科での相談を考えていますが、人と話すことが非常に怖いため進むことができません。
相談すること自体怖いと感じてしまいます。

このような状況でどのように進めればいいか迷っています。
自殺を考えないように、時間を稼ぐことに専念していますが、本当に苦しいです。

松本 衣美

とかげさん、大変な中ご相談いただき、ありがとうございます。
パニック障害ではないか、と思われているとのこと、そうなのですね。
私も以前、パニック発作を経験したことがありますが、言いようのない不安で、どうしたらこの苦しみから逃れることができるのだろうと絶望するような気持ちになりました。それが持続しているとのこと、とてもお辛いかと思います。また、死にたいような気持をどうにか和らげていらっしゃると伺って、本当に心配です。
とかげさんが書いていらっしゃるように、精神科を受診していただくことで、少しでも症状を和らげることにつながるのではないかと思っています。

ただ、相談することが怖く、進むことができないとのこと、本当に悩ましいですね。
私なりに、何か少しでもお伝えできることが考え、下のようなアイデアを書かせていただきました。

① 身近な方に相談したり、受診を助けてもらう。
とかげさんの周りにどなたか話しやすい方はいらっしゃいますでしょうか。いきなり初めての専門家に話すより、不安を覚えずに済むのではないかと思いました。そこから徐々に話をすることに慣れたり、できればその方に受診の予約や受診同行などお願いできないかな、とも思いました。
② 最低限の症状のみ紙に書いて持参する。
先ほど書きましたように、見知らぬ人にこれまでの説明をすることは大きな負担と思います。まずは紙に最低限の症状を書き、受付の人や医師に「大変つらく、これ以上今日は話すことができない」と伝えた上で診察や必要な治療を受けられないか、と思いました。
③ 往診を請け負う精神科のクリニックまたは病院がないか探してみる。
往診する医療機関があった場合、自宅に医師が来て、診療や処方箋の発行を行ってくれます。そのような医療機関に心当たりがない場合、近隣に精神保健センターや保健所などがありましたら、電話で情報を教えてくれるかもしれません。

なぜとかげさんが相談できないのか、よく知らずにいろいろと書き連ねてしまい申し訳ありません。少しでもお役に立てると嬉しいですし、また何かありましたらいつでもご相談くださいね。

また、もし私の勤務するクリニックが近くということでしたら、ぜひいらしてください。最寄り駅は祐天寺駅(東京都目黒区)になります。3人医師が勤務しておりますので、「えみ医師の診察希望」とお伝えください。

祐天寺松本クリニック
https://yutenji-m.com/

よろしくお願いいたします。