自分はもう手遅れなのだと感じます

ずっと昔、中学生の時に不登校になり、「もう死ぬから何をしても全部意味がない」と思い、勉強もできず、対人関係のおかしさも全部ほったらかしにしていました。どうしたらいいかわからず、「死んで逃げればいい」という考えのまま逃避して無為に生きてきました。今更何とかしようにも、学力は中学生にも劣り、世の中のこともわからず、人が怖くて話せず、人に自分のことを知られることが怖いです。精神は実年齢と不釣り合いな子供のままで、何もできず、社会で普通の人に交じって生きることは到底無理だと感じます。自分のようなどうしようもないひきこもりは、支援があってもどうにもならないと感じます。どうしようもできず苦しいです。

松本 衣美

ご相談いただき、ありがとうございます。
そして、ご返信が遅れて申し訳ありません。

「自分はもう手遅れなのだと感じてしまう」、そうなのですね。私もそのようにお話下さる方にお会いしますが、そんな時に感じるのは、ご自分の強みや魅力は自分自身にはわかりにくいのだ、ということ。これまでお会いした方々も、「自分には何もない」とおっしゃっていましたが、数か月かけて話す中で、こんなことができるんだ!という強みを一緒に発見することができました。

もしかしたら、辛い状況の今は、そんなものは自分にはない、と思われるのかもしれません。よろしければ、実際にその悩みをどなたかと話してみませんか。一緒にお話するうちに何か見つかるかもしれません。(それ以外にも書いてくださっている“人に対する恐い気持ち”について、様々なプログラムを提供する機関についてなど、役に立ちそうな情報を提示できるかもしれません。)お住まいの地域にある相談先(ひきこもり地域支援センターや市町村の窓口が候補になるでしょうか)にまずはご連絡いただければと思います。ご自身のことを語っていただいた丁寧な文章の中に、あなたの強みの片鱗がある気がして、そんなお話をさせていただきました。どうぞよろしくお願いいたします。