2024年03月11日
憂さん
20代 その他 当事者
わたしは小学生の頃から希死念慮があります。30歳までは生き延びたい。ただ、死にたいと思うことは都度辛いので軽減したいです。
わたしの死にたい理由は幾つかあります。
①個人的なこと
わたしはノンバイナリーであることを自認していますが、性別二元論の風潮が強い世の中を生きるのはしんどいです。変革したい気持ちもありますが、くじけそうになります。
②人間関係
わたしには親友がいません。また、家族とは年々不仲になります。諍いが絶えません。
③社会的なこと
戦争や虐殺、著名人の自殺、マイノリティに対する差別など、いろいろなことが悲しいです。
代表的なのは上記3つです。楽になりたいです。
憂さん、メールくださりありがとうございます。
小学生の頃から希死念慮があって現在は20代との事、ずいぶん長い年月苦しい思いを抱いて生きて来られたのですね。とても辛かったですね。
憂さんはノンバイナリーである自認をお持ちなのですね。生まれた時につけられる名前、遊び、着る服や色、制服、トイレ、世の中のいろいろな物事が基本的には男か女かで分けられていますね。
残念ながら性別二元論の考え方日本ではまだまだ残っているのは確かだと思います。
その都度憂さんはしんどい思いをされてきたのでしょうね。
ただ、本当に少しずつではありますが、確実に捉え方は変わって来ていると思います。
例えば書類に男女を書く欄の横に「どちらでもない」の欄があるのを最近は目にします。
（そもそも性別自体を記入する必要があるかという課題もありますが）
憂さんの中に変革したいお気持ちもあるのでしたら、ノンバイナリーの居場所やコミュニティもありますので、同じ思いを持つ仲間と繋がってみるのもいいと思います。
世の中には、「自分の力で変えられること」と「自分の力ではどうにもできないこと」があります。
自分の力ではどうにもできないことはどう頑張ってもできない、たかがちっぽけな自分一人で世の中は変えられないです。戦争や虐殺、著名人の自殺、マイノリティに対する差別、これらはすべてとても悲しく心が痛いですよね。
これは「自分が変えることができないもの」です。
映像やニュースを見てしまい悲しくなるのであればあえて見ないという選択もしていいと思います。
ちなみに親友ができない、家族と不仲、こちらは逆に「自分の力で変えることができること」です。
でも、私は無理に親友を作ろうとしなくていいし、無理に家族と仲良くしなくてもいいのではと思います。
漠然とではなく具体的に自分の想いを表現できる憂さんは、自分や世間を冷静に見つめる事ができる方という印象を受けました。
それだけ聡明で冷静な憂さんであれば、同じ思いを共有できる人に逢うことができると思います。
そして、憂さんに生きてほしいです。
憂さんは憂さんのままでいいです。
とがった矢印がついた♂でも、バツがついた♀でもなく、人間はみんな〇で表現できるようになれたらいいですね。
