実家住まいの引きこもりの弟の生活保護について

両親と引きこもりの弟が同居、私は別居しています。弟は家族第三者を含めて10年ほど誰ともコミュニケーションをとっておりません。障害年金の申請をしたくとも本人が病院に行かないため心身共に健康状態がわからず、手続きも難しい状況です。
両親が亡くなった後、財産分与については姉である私が行い、実家の所有権も相続することとなっています。(弟に相続する場合、固定資産の支払を含めた手続きも難しいと考えるため)
この場合、弟は住居は確保したとみなされ、生活保護の申請も難しくなるのでしょうか。実家の固定資産税等は私が負担するとしても、弟の生活費までは難しく、これからどのようにしたらよいのか途方に暮れています。

荒木 綾子

OSDよりそいネットワークでカウンセラーをしております、荒木と申します。

生活保護の申請の際には、ご親族に扶養(援助)できるのか?と打診があると聞かれたことがあると思います。確かに、行政からの問い合わせが入るそうです。しかし、ご自身(よしのさま)の生活が最優先です。つまり、よしのさまの生活に余裕があったら弟さんの生活費の援助を検討して欲しいということです。必ず援助して下さいということではありません。
生活保護の相談窓口とは別に「生活困窮者自立支援制度」があり、この相談窓口も各自治体に開かれています。こちらに相談されるのもご検討してみてください。

また、よろしければ、OSDよりそいネットワークの無料相談もご利用して下さい。
よしのさんのご事情を伺いながら、ご案内することが出来ると思います。
ご検討を頂けたら嬉しいです。
https://www.osdyorisoi.jp/wam-supplementary-budget-project2022/