上司から「もう契約更新しない、来月退職の契約書を作る」と言われました。理由は遅刻が多いから。
定着支援員が会社へ何度も鬱で体が動かない事は精神障害者には仕方のない事、なんとか対策を!と話してくれましたが、その場では納得しても忙しいらしく、何も解決しないまま、また遅刻、そう評価を下げてきました。
「眠れないから遅刻?この会社にも夜間対応で眠れない人いくらでもいるのに、なぜあなただけ遅刻が許されると思っているんですか?あなたのためだけに会社の方針は変えられませんよ?」と正論を言われ、無理して2年勤めましたが、後半はボロボロでした。
無理しないでと言うのに、無理せず遅刻した結果が雇い止めです。
みんな同じ条件でなぜ私は遅刻するのか?
就労移行支援事業所の運営をしている永由と申します。
ご回答に時間がかかってしまい、申し訳ございません。
ご相談いただきありがとうございます。勤務において、おつらい立場におかれ大変でしたね。遅刻への認識について、会社と質問者様・定着支援担当者様との相違によって、無理をしてしまったとのことですね。
障害者雇用に対しての企業側の考えは様々です。遅刻に対して厳しいお考えをもつ企業もあれば、ある程度を受け入れてくださる企業もあります。契約社員の場合は期間が満了すれば、雇用継続の義務はないので、結果として、雇用継続が難しくなると伺ったことはあります。
一般的な話になりますが、遅刻に対して厳しいお考え持つ企業を想定し、
①採用前に遅刻のおそれがあることをお伝えし、合理的配慮として提示を行い、企業側に納得していただいたうえで採用していただく。
➁採用された後、勤務等によって体調悪化が発生し、遅刻が多くなった場合は、医師に相談し、見解(診断書等)をいただきながえら、企業側との調整を行っていく。
などを行うことによって、大きな認識の相違がおこらなくなり、おつらくならないようになるのではないかと思われます。