中後年の行き着く先が見えない

ダブルワークでパートをしながらどうにか生計を立てている50代男性です。
大学時から強い社会不安や対人不安にはじまり、社会的一般教養や知識、社会経験の乏しさから学生生活に馴染めず、半ひきこもり生活がはじまり、他者と深く交わる経験も積めないまま年齢だけ重ねて今に至ります。
昨年は、メインで働いていた某職場でのある出来事がきっかけでパニック状態に陥ってしまい、他従業員に他害を加えてしまったことが問題となり、退職の憂き目に会いました。
それ以来、求人に飛びついてはみたものの、社風に馴染めず不適応を起こしてはすぐ退職するといったことが続いている状態です。
どうすれば落ち着けるのでしょうか?

川田 史郎

こんにちは。
お返事が遅れてしまってごめんなさい。

昨年、続けていた職場を辞められてから、安定して続けられる職場が見つかっていないことで、くまさんが落ち着かない気持ちで日々をすごされていることが伝わってきました。

私自身も経験がありますが、安定して続けられる職場にいられるかどうかというのは、気持ちの面でもとても大切なことだと感じていますし、ある程度安定して働くことができないと収入面も不安定になり、安定した生活を送ることができなくなってしまいます。

くまさんの場合、昨年までダブルワークで続けていた職場があったということですので、こちらの職場にどのくらいの期間勤められたかはわかりませんが、ご自身に合った環境で働くことができれば今の不安も解消するように思います。

今は、中高年の就職支援なども充実していたり、職場の見学や体験などをさせていただける支援機関などもありますので、くまさんのお住まいの地域でそういった支援機関を探されてみてはいかがでしょうか?

またもし、今感じている不安の気持ちがあまりに大きくて行動することが難しい場合は、心療内科など医療機関にかかって、今ある不安を先に取り除くということをされてみてもいいように思います。

いずれにせよ、50年以上、不安を感じながらもご自身のできることを続けてこられたたくまさんならきっといい環境につながることができるように思いますので、できることを一歩一歩してみていただけたらと思います。