障害者で引きこもり

私はうつ病、不安障害の精神障害者で引きこもりです。大学卒業後10年ほどひきこもっています。

いまは通院しつつ障害者向けの地域支援センターに週一くらいで通っています。

障害年金はいただいているのですが将来は親の介護や金銭面で不安です。いま現在地活にそこまで通えるように回復してないのも不安です。どうすれば良いでしょうか。

鈴木 裕二

ご質問、ありがとうございます。
ファイナンシャルプランナーの鈴木と申します。

うつ病と不安障害があり、とても孤独な10年間だったと思います。しかしながら、現在は地域支援センターに通えているとのこと。
素晴らしい成長ですね!

人と繋がること、様々な支援を相談できることは財産です。今後も、地域支援センターに通われたり、自助会や居場所などに参加できるといいですね。

将来についての金銭面ですが、まずは障害年金を受給できていて良かったです。仮に障害基礎年金2級だと月額約6.5万円。この6.5万円を全て使うのではなく、一定額を貯蓄や投資にまわす工夫をしてみることをお勧めします。これを天引き貯金(投資)と言います。

「iDeCo」や「つみたてNISA」は老後資金や、まとまったお金を毎月コツコツ運用する仕組みです。利益に対する非課税枠などメリットが多いのも特徴です。少ない金額からでもできるので、お勧めですよ。

また、貯蓄や投資だけではなく「自炊」できることも大きな節約のポイントとなります。親なきあとのひとり暮らしを考えると、自炊できるか否かで、食費に月額約3万円の差がでます。バランスの良い食事を自分で作れることが節約にもなるのです。この機会に是非、お料理にもチャレンジしていただきたいです。

不安もあると思いますが、まず自分ができる範囲内で改善できることにチャレンジしてみる。
一歩、一歩の積み重ねが、大きな飛躍につながると思います。